御同輩シニアの方々は既に選択し通ってきた道だろうが、私にとってもリタイア後の直近6ヶ月後の選択肢は大きく3つある。第1は、年金だけをもらって悠々自適で、細々ながら暮らす。第2は、失業保険をもらって半年程度ハローワークへ通う。第3は、継続雇用を含めて働き続けることだ。

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必要書類を揃え、記入処理を進め、それを提出し実行されるとなると、真剣味も増してくる。 第1のそれは、リッチで自由で何も制約がない「あがり」の場合だ。私の場合は、報酬比例部分の厚生年金と共済年金を合わせても夫婦2人では少し不足するかもしれないが、老齢年金が満額になり加算されれば、平均水準以上はいくので十分だろう。全く拘束もなく自由なのが「年金モード」だし、最終的にはこの年金だけが頼りになる。

第2は、失業保険をもらうという方法だが、期間は限定だ。ハローワークにも通い、その後には働くという姿勢を見せないといけない。求職活動をする間のつなぎの手当てだから当然と言えば当然だ。定年退職も失業なので、この適用になる。金額的には、この失業保険が最もお得なようだが、失業というネガティブな感じと、本来の趣旨でもらっているわけではないという負い目がある。ハローワークへは4週間毎、それまで2回の仕事探索活動の証拠を提示する必要があるようだから、当たり前ながら自由度は多少落ちる。もらうとなると、第1の年金分は停止になる。また、退職の日から 1年過ぎると、この選択肢はなくなる。

第3は働き続けること。継続雇用で検討するならば、年金受給もなく、雇用保険での失業手当の権利も失うことになる。 高齢者雇用継続給などの合わせ技も65歳まではある。仕事に対して強い情熱は薄れているのだが、ボケ防止の意味で仕事をすることの意義を感じ始めているので、検討し始めているところだ。

私自身が恵まれすぎというのは十分認識しているのだが、どれでも同じ程度の金額ということで選択肢から選べるということは、対応する保険料などを払い続けセーフティネットをはってきたからとも言える。金額は月額換算で最高額でも約20万円程度で、年金でも、失業保険でも、働いても、どれかで著しく得することはなく、ほぼ同じ金額の試算となった。 かつての社会保険の資料を見て比較すると以前はもっと高額を払い、また期間も長く優遇されていたなと思う。私の世代では、もう余計にもらわなくても、程々で暮らせれば良いとしよう。与えられた範囲で賄い、以前より損をしていることは歴然とした事実なのだが文句を言うのは慎みたい。